突然ですが、「誇り」と聞いて、皆さんはどんなことをイメージしますか?
自尊心、矜恃、プライド…似ているようで、少しずつニュアンスが違う言葉たち。「誇りを持つことは大切」とよく言われますが、そもそも「誇り」って一体何なのでしょう?
先日、こんなツイートをしました。
【こころ】
— さい@コーヒー屋の占い姉さん (@ginger_ginger35) May 7, 2020
「プライド=誇り」
カタカナで言うと、なんかトゲトゲしいイメージが入るけど
「誇り」は良いよね(^^)!
みんなの誇りは何ですか〜?☺︎せっかくだから考えてみよう。気づきがあるかも☺︎
今日は、この「誇り」について、一緒に考えていきたいと思います。
「誇り」と「傲慢」は紙一重?
「誇り」を英語で言うと、"PRIDE"(プライド)。でも、日本語の「プライド」には、自尊心や矜持といった意味だけでなく、「傲慢さ」というネガティブなニュアンスが含まれることもありますよね。
「誇りを持つ」ことは素晴らしいことです。でも、その使い所を間違えると、周囲を傷つけたり、誤解を生んだりしてしまう可能性も…。
例えば、「鼻っ柱をへし折る」という言葉があります。これは、自信過剰で傲慢な態度を改めさせる、という意味ですよね。
自分に自信を持つことは大切です。でも、それが「高慢」や「傲慢」になってしまうと、自分自身を成長させる機会を逃してしまうだけでなく、周りの人たちを遠ざけてしまうことにもなりかねません。
よく、「あの美人な人は、自分に自信があるのはいいけど、ちょっと高飛車で鼻につく…」なんて言われることがありますよね。「キレイであること、人より美しいこと」に自信を持つのは、魅力的なことです。でも、それが他人への見下しや、思いやりを欠いた態度として表れてしまうと、せっかくの美しさも、周りからは素直に受け入れてもらえなくなってしまいます。
つまり、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということ。「誇り」と「傲慢」は、本当に紙一重なんです。
「誇り」は、あなたの心の中にある、静かな輝き
では、「誇り」って、一体何なのでしょう?
私が思うに、「誇り」とは、人に押し付けたり、見せびらかしたりするものではありません。それは、自分の心の中に静かに存在する、"自分らしさの芯"のようなものです。
自分の信念、大切にしている価値観、これまで頑張ってきた経験…。そういったものが積み重なって、「誇り」は形作られます。
そして、「誇り」があるからこそ、私たちは、周りの意見に流されすぎることなく、自分自身の軸を持って生きることができるのです。
「誇り」は、人生の羅針盤
社会に出ると、色々な価値観を持つ人たちと出会います。時には、自分の意見が否定されたり、理解されないこともあるでしょう。
「自分は間違っているのかも…」と不安になったり、「私は嫌われているのかも…」と落ち込んだりすることもあるかもしれません。
でも、そんな時こそ、「誇り」の出番です!
「誇り」は、あなたの人生の羅針盤。迷ったとき、不安になったとき、そっと胸に手を当ててみてください。「誇り」が、進むべき道を示してくれるはずです。
もちろん、「誇り」に固執しすぎて、周りの意見に耳を傾けなくなるのは良くありません。自分の「誇り」を大切にしながらも、常に客観的な視点を持ち、柔軟に考えることが大切です。
「誇り」と「客観性」のバランスを
以前、こんな記事を書きました。
gingerginger155.hatenablog.com
gingerginger155.hatenablog.com
これらの記事では、「自分を客観的に見る」ことの大切さについて書いています。
「誇り」を持つことは大切ですが、それと同時に、自分自身を客観的に見つめ直すことも、とても大切です。この二つのバランスが取れてこそ、私たちは、より豊かに、より自分らしく、人生を歩んでいくことができるのだと思います。
あなたの「誇り」は何ですか?
「誇り」は、あなた自身の、かけがえのない宝物です。
今、この瞬間から、あなたの「誇り」について、少し考えてみませんか?
ちなみに、私の「誇り」は、「自分にも他人にも誠実であること」。
これからも、この「誇り」を胸に、私らしく歩んでいきたいと思います。
そして、このブログを通して、皆さんの「誇り」を育むお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。
【参考】
dictionary.goo.ne.jp
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